2016年11月3日

 

 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2日、三菱重工業株式会社と共同で種子島宇宙センターから15時20分00秒(日本標準時)に、静止気象衛星「ひまわり9号」(Himawari-9)を搭載したH-IIAロケット31号機(H-IIA・F31)を打ち上げたと発表した。
 ロケットは計画通り飛行し、打上げ後約27分51秒に「ひまわり9号」を正常に分離した事を確認。

 「ひまわり9号」は、現在運用されている「ひまわり8号」のバックアップとして、軌道上に配備され、万が一にも観測が途切れないように軌道上で待機する。2022年には「ひまわり8号」と交代して観測を始める予定である。

 なお、ロケット打上げ時の天候は晴れ、北東の風(6.1m/s)、気温21.3℃ であった。